3つのヒントから動物を当てるクイズです。ヒントは順番に表示できるので、どの段階で当てることができるかチャレンジしてね!
問題
タブを切り替えることで他のヒントを見ることができます。
答えと解説
3つのヒントから連想される動物は何?
正解は「コアラ」です。
コアラは樹上生活をする有袋類の哺乳類です。袋を持っているのはメスだけです。
オスの胸元には「臭腺」と呼ばれる、匂いを出す腺があります。ここから出てくる分泌液は褐色なので、オスの胸は茶色く汚れたように見えます。
オスのコアラ
指の向きが特徴的
コアラの前足は指が5本ありますが、そのうち2本は人間の親指のように、他の指とは違う向きに付いています。これによってしっかりと物を掴むことができます。
後ろ足も指は5本あるのですが、人間で言うところの人差し指と中指はくっついていて、まるで1本の指のように見えます。よく見ると爪が2つ付いています。
爪が2つ付いている指
またコアラの後ろ足の親指には爪がありません。
コアラは基本的に木の上で生活しますが、他の木へ移るために地面を歩くこともあります。また短距離ならば時速25kmほどでダッシュすることもできるそうです。
尻尾が退化している
コアラは人間と同じように「尾骨」が残っていますが、尻尾はありません。
またお尻には毛が密集しているため、木に座る際にクッションのような役割を果たしています。
ちなみに中日ドラゴンズのマスコットキャラクターである「ドアラ」には、尻尾があります。
大きな鼻
コアラの特徴といえば大きな鼻ですね。
コアラの鼻は単に大きいだけではなく、非常に鋭い嗅覚を持っています。
コアラの餌であるユーカリには毒がありますが、コアラはその嗅覚で毒が少ない葉を嗅ぎ分けることができるそうです。
またコアラの肝臓はユーカリの毒に強いという特徴があり、コアラの盲腸にはユーカリの毒を分解できる微生物が棲んでいると言われています。コアラの盲腸は2mほどの長さがあるため、ゆっくりと時間をかけて毒素を分解・消化することができるのです。
コアラは赤ちゃんの頃に母親のフンを食べることで、母親の盲腸にいる微生物を自分の体に取り込みます。
まとめ
3ヒント形式でコアラの特徴を紹介してきました。今回始めて知ったことはあったでしょうか。最後まで読んでいただきありがとうございました。