靴下を留めるあれや醤油を入れるあの魚-身近な物の名前知ってる?

よく目にするけど名前を知らないものや、以前聞いたことあるけど名前が思い出せないものってありますよね。

今日はそんな身近なものの名前をクイズにしました。何問正解できるかな?

日常編

何気なく目にするあれの名前、全部わかるかな?

靴下を留めてあるあの金具

購入した新品の靴下に付いている、靴下を留めるためのクリップのような金具を何というでしょう?

ソクパスまたはソッパス

コンパスに形が似ていることから、ソックス+コンパスでソクパスと名づけられました。

消しゴム付き鉛筆に付いているあの金具

消しゴム付き鉛筆の鉛筆と消しゴムを繋ぐ金具を何というでしょう?

フェルール

フェルールには「口金」や「(円筒形のものを)補強するキャップ」というような意味があります。

靴紐の端に付いているあれ

靴紐の両端に付いている、金属製やプラスチック製の覆いのことを何という?

アグレット

靴紐がほつれるのを防いでくれるほか、穴に紐を通しやすくなる役割があります。

フランス語の”aiguillette”(飾り紐や小さな針というような意味)が語源となっています。

食パンの袋を留めているあれ

食パンの袋を留めるために使われているこの留め具は何というでしょう?

バッグ・クロージャー

1952年にアメリカで誕生。日本では食パンの袋以外にあまり見かけませんが、アメリカでは青果の包装によく使われているそうです。

日本では埼玉県川口市にあるクイック・ロック・ジャパンという会社が製造しています。

レジでお金を置くあのトレー

レジでお金を受け渡しするために使われるトレーのことを何というでしょう?

カルトンもしくはキャッシュトレー

カルトンはフランス語の”carton”(厚紙製の箱)が語源のようです。

たばこを10箱まとめて1カートンとして売っていますが、その「カートン」も同じ語源から来ています。

カーテンを束ねるあれ

カーテンを束ねるための帯や紐のことを何というでしょう?

タッセル

カーテンと同じ生地(共布)で作られたものが一般的ですが、様々な種類のものが売られています。

ちなみにタッセルを掛けるために壁に取り付ける器具のことは「ふさかけ」と言います。

上級編

日常的に見る機会は少ないけど、名前が気になるアレのクイズを集めました。

醤油を入れる魚の形のあれ

お弁当などについている魚の形をした醤油入れを何というでしょう?

ランチャーム・たれびん

当初はガラス製や陶器製の物が使われていましたが、大阪の旭創業が1957年にポリエチレン製のものを開発、ランチャームと名付けて販売しました。

魚の形以外にも、ひょうたんや豚の形をしたものが売られています。

裁判やオークションで使われるハンマーみたいなあの道具

議会や裁判、オークションで使われている小型の木槌を何というでしょう?

ガベル・ギャベル

ちなみに日本の裁判では使用しない。

参議院では本会議の開会時に議長がガベルを使用しますが、衆議院では使用しません。

お祭りで買えるピロピロするやつ

お祭りで買ったり、パーティーの時に使うこの通称「ピロピロ」の正式名称は?

吹き戻し

遊びだけでなく、腹式呼吸の訓練や口元の筋トレとしても使えるとして、近年注目されています。

視力検査のあの丸と、目を隠すあれ

視力検査のときに見るアルファベットのCのような形状のマークと、目を隠すための道具を何というでしょう?

ランドルト環と遮眼子(もしくはオクルーダー)

19世紀後半から20世紀初頭のフランスの眼科医ランドルトに由来するマークで、世界共通の検査用記号です。

ランドルトさんはあのコナン・ドイルと交流があったとか。

床屋のグルグル

床屋さんの前に置いてある、赤・青・白のクルクル回る看板を何というでしょう?

サインポール

ルーツは中世ヨーロッパにあります。

赤は動脈・青は静脈・白は包帯を表しているという説もありますが、中世ヨーロッパには動脈や静脈といった概念が存在していなかったとも言われています。

絵画や看板などを立てるあのスタンド

看板や写真、絵画などを立てかけるために使う、このスタンドを何というでしょう?

イーゼル

日本語では画架とも言います。

ラテン語の”asinus”(ロバ)に由来します。

まとめ

身近にあるのに名前を知らないもの、なかなか覚えられないものを紹介してきました。みなさんは何問知っていましたか?

ルーツをまとめて覚えると、次は思い出しやすくなるかもしれません。

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