意外?!実は略語な食べ物・日用品-ジャガイモ・電卓・ペペロンチーノ
今回は食べ物と日用品の名前のうち、実は略語だったというものを紹介します。略語なのは知ってるけど何の略なのかわからないというものも多いのではないかと思います。
食べ物
まずは食べ物の名前の中で略語のものを紹介します。
ジャガイモ
ジャガイモは「ジャガタライモ」の略です。
ジャガタライモという名前はジャガイモがインドネシアの首都「ジャカルタ」から伝わったことに由来します。
当時(17世紀初頭)日本人はジャカルタのことを「ジャガタラ」と呼んでおり、ジャガイモは「ジャガタライモ」と名付けられました。ジャガイモはそのジャガタライモが短縮された形です。
寒天
寒天は「寒ざらしところてん」の略と言われています。
寒ざらしとは、寒い空気や水中に穀物や布などをさらしておくことを言います。
寒天とところてんは、途中までは同じ工程で作られます。海藻を煮て抽出した成分を冷やし固めるところまでは共通で、その固形物を突き出したものがところてんになり、脱水・乾燥させれば寒天となります。
ところてんを漢字で書くと「心太」ですが、寒天の「てん」が「天」なのはなぜなのでしょうね。寒天の材料である天草から取ったのか、天日干しをするからなのか?信憑性のある情報が見つからなかったので謎のままです。
ペペロンチーノ
日本でペペロンチーノと言えばパスタの味の1つを指しますが、イタリアで同じものを食べようと思ったら「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」と注文する必要があります。
アーリオがにんにく、オーリオが油、ペペロンチーノが唐辛子という意味です。なのでイタリアの飲食店でペペロンチーノと注文しても通じないのですね。
食パン
食パンの語源は諸説あるのですが、略語であるということは確かなようですね。
説の1つとしては「主食用パン」を略して食パンと呼ぶようになったというものです。
もう1つの説は、第二次世界大戦より前のパン職人が食パンを「本食」と呼んでいたことが影響しているというものです。
Wikipediaの消しゴムのページに、字を消すためのパン「消しパン」と区別するために、食事のためのパンを「食パン」と呼んだという説が俗説として紹介されています。当サイトでは記事の信憑性は保証できませんが、興味があったら読んでみてください。
文具・日用品
次は文房具や日用品の名前のうち略称が使われているものを紹介します。
ボールペン
ボールペンは英語の「ボールポイントペン」の略です。学校の英語の授業で習うと思うので知っている人も多いかもしれないですね。
ボールペンのペン先をよく見てみると小さな球が付いていて、その球がくるくる回転することでインクが出ています。
教科書
教科書は「教科用図書」の略です。
電卓
電卓は「電子式卓上計算機」の略です。
「計算機」という言葉が重要な意味を持っている気がしますが、略すときに消え去っているのが興味深いですね。
軍手
軍手は「軍用手袋」の略です。旧日本軍が使っていたことが由来だそうです。
切手
切手は「切符手形(きりふてがた)」の略です。
切符手形とは、お金を払って得た権利を証明する小さな紙片のことです。郵便物に貼るための切手が登場する以前から、切手という略称は様々な場面で使われていました。
英語では切手のことはstamp(スタンプ)と呼びます。
まとめ
食べ物や日用品の名前で略語になっているものを紹介してきました。最後まで読んでいただきありがとうございます。
省略しても意味が伝わるものもあれば、なぜその単語を取ったの?と思うものまで色々でしたね。
他にもクイズや雑学をたくさん紹介していますので、よければ読んでみてください。
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