ブライン液・バッター液・セルクル・アイシング-クイズ頻出レシピ用語集

料理に使う道具や材料、手法などの用語のうち、クイズによく出るものをまとめました。

道具

調理道具のうちクイズ頻出の用語をまとめました。

スパチュラ

スパチュラ

混ぜる・すくう・裏ごしする等の作業をする際に使うヘラ状の調理器具です。シリコン製・木製・金属製等があり、用途によって使い分けます。

スポンジケーキに生クリームを塗る際に使うナイフ(パレットナイフ)のことを指してスパチュラと呼ぶ場合もあります。

調理道具としての呼び名以外にも、化粧品をすくうヘラや、絵具を混ぜるヘラのこともスパチュラと呼ぶことがあります。

語源

ヘラという意味の英語”spatula”からきた言葉です。

セルクル

セルクル

セルクルは主に洋菓子を作るときに使う、底のない型のことです。

サーモンのタルタル

ムースやゼリーなどスイーツづくりに使う他、サーモンのタルタル等を綺麗に盛り付けるときや、目玉焼きを綺麗な円形で作りたい時にも使います。

語源

セルクルはフランス語で「円」を意味する”cercle”からきた言葉です。

抜き型(パテ抜き)との違い

抜き型とは、クッキーを作るときに使う筒状の道具です。セルクルと違って抜き型には上下の違いがあります。手で押さえる側は痛くないように折り返しやカバーが付いていることが多く、生地に当てる側は鋭利になっています。

また抜き型はオーブンで焼くことを想定しておらず、耐熱温度がセルクルよりも低い場合があります。

手法

次は調理手法に関する用語です。

テンパリング

テンパリング

チョコレートを溶かして固める作業の際の温度を調節する工程のことをテンパリングと呼びます。

テンパリングをすることで、「滑らかな口どけ」や「光沢」のある美味しいチョコレートを作ることができます。

マリネ

マリネはフランス料理の調理法の1つで、お酢や油、酒、塩水などで作ったマリネ液に食材を浸ける料理法や、そうして作った料理のことを指す言葉です。

ピクルスとの違い

ピクルスは日本ではハンバーガーに入っているキュウリの漬物というイメージを持つ人も多いですが、キュウリに限らず様々な食材で作られる塩漬けや酢漬けのことを指します。

ピクルスは長期保存を目的に作られるのに対し、マリネは食材を柔らかくしたり、風味や下味を付ける目的があります。

材料

最後は材料に関する用語の解説です。

アイシング

アイシング

アイシングは粉砂糖に水分を加えて作るペーストのことです。またアイシングを使って模様付けする作業のことをアイシングと呼ぶこともあります。

クッキーやケーキ、ドーナツなどによく使われる手法です。

バッター液

小麦粉と卵に、水や牛乳などの水分を混ぜた物をバッター液と呼び、主に揚げ物の衣を付ける際に使います。レシピによっては卵を省いたり、小麦粉の代わりに片栗粉や米粉を使うこともあります。

バッター液を使うメリットには次のようなものがあります。

  • 調理時間の短縮
  • パン粉が均一に付きやすい
  • 衣が剥がれにくくなる

ブライン液

ブライン液とは水・塩・砂糖を混ぜてつくる溶液のことです。お肉やお魚を漬けこんで、柔らかくジューシーにする目的で使います。

元々は肉の保存性を高めるために使われる塩水のことを指していた言葉だそうですが、現在では保水性や旨味をアップさせる目的で砂糖も加えることが多いです。

語源

塩水という意味の英語”brine”からきた言葉です。

まとめ

料理の手法や道具、材料のうち、クイズでよく出題される用語を紹介してきました。初めて聞く用語はありましたか?

この他にもたくさんクイズや雑学を紹介していますので、ぜひ読んでみてください。

Share on