世界にはカラフルな民家が立ち並んだかわいい町がいくつかあります。今回はそのうち10カ国をチョイスしてクイズにしました。どこの国で撮られた写真なのか、当ててみてください。
第1問
この島がある国はどこ?
正解は「イタリア」です。
こちらの写真はイタリアのブラーノ島です。ヴェネツィア本島の北東に位置しており、「ヴェネツィアとその潟」として世界遺産に登録されています。
ブラーノ島は漁師の町ですが、周辺の海は冬になると霧深くなるのが厄介でした。そこで霧の中でも場所が分かるように外壁を目立つ色に塗ったのが、カラフルな町が生まれた理由だそうです。
伝統工芸のレース編みが美しく、レース博物館はぜひ訪れたい場所です。
第2問
この町がある国はどこ?
正解は「モロッコ」です。
この写真はモロッコの青い町、シャウエン(正式にはシェフシャウエン)です。青く塗られた壁に、カラフルなフラワーポットが映えますね。
同じくモロッコの人気観光地であるフェズから、バスで約4時間の場所にあります。
バブーシュやカゴバッグなどのモロッコ雑貨がたくさん売られているので、お土産には困りません。
第3問
この町がある国はどこ?
正解は「フランス」です。
この写真はフランスのコルマールという古都で、ジブリ映画『ハウルの動く城』のモデルになったと言われています。
石畳の道と、木枠の建物からレトロな雰囲気が感じられます。
コルマールは岐阜県の高山市と経済・観光協力協定を締結しています。
第4問
この街がある国はどこ?
正解は「メキシコ」です。
この写真はメキシコのグアナファトの街並みです。グアナファトはグアナファト州の州都です。
ピピラの丘から街を一望できます。
ディズニー映画の『リメンバー・ミー』はいくつかの街がモデルになっており、グアナファトもそのうちの1つだと言われています。
第5問
この町がある国はどこ?
正解は「デンマーク」です。
この写真はデンマークの首都コペンハーゲンのニューハウンで撮影されたものです。ニューハウンとは「新たな港」という意味です。
童話作家のアンデルセンが愛した町として知られ、現在もアンデルセンが過ごした家が残っているそうです。
第6問
この町がある国はどこ?
正解は「コロンビア」です。
この写真が撮られたのは、南米コロンビアのグアタペです。
グアタペは元々はこんなにカラフルではなかったそうですが、町おこしの一環としてこの取り組みを始めたそうです。一軒一軒色やモチーフが違っていてかわいいですね。
第7問
この町がある国はどこ?
正解は「チェコ」です。
この写真はチェコ・テルチで撮られたものです。
デザインに統一感がある町が生まれたきっかけは、1530年の大火でした。復興する際に時の市長が指揮を取り、中央広場に面する建造物をルネサンス様式と初期バロック様式で統一、高さを揃えるという指示を出したそうです。
正面の色や装飾は家主の自由だったため、住民たちが趣向を凝らした結果、このようなカラフルで美しい町並みが出来上がりました。
第8問
この町がある国はどこ?
正解は「ドイツ」です。
こちらはドイツ・ヴェルニゲローテで撮られた写真です。
正面に見えるとんがり屋根の建物は市庁舎で、1543年の火災の後に再建されたものです。
第9問
この町がある国はどこ?
正解は「ポルトガル」です。
ストライプ柄の家が建ち並ぶこちらの町は、ポルトガルの漁師町コスタ・ノヴァです。
民家がカラフルになった理由はイタリアのブラーノ島と同じで、霧の日でも視認できるようにするのが目的だったのだそう。
コスタ・ノヴァは「パジャマシティ」と呼ばれているそうです。
第10問
この町がある国はどこ?
正解は「スペイン」です。
この写真はスペインのオンダリビアの風景です。
オンダリビアは、美食の街として知られるバスク地方に位置していて、スペインとフランスの国境となっているビダソア川に隣接しています。
オンダリビアは旧石器時代の遺跡が発掘されるほど、歴史のある町です。
まとめ
カラフルな民家が美しい世界の町を紹介してきました。最後まで読んでいただきありがとうございます。
こうして並べてみると、カラフルな町は漁師の町である率が高いなと思いました。