本屋大賞クイズ-競技クイズを題材にした作品は?最多ノミネート作家は?

過去に本屋大賞に選ばれた作品に関するクイズを出題します。また記事の最後に、歴代受賞作のタイトルと著者を表でまとめています。暗記にご活用ください。

本屋大賞とは、新刊書を扱う書店で働く書店員さんの投票によって選ばれる賞で、クイズにもよく出題されます。
年々縮小していく出版業界を現場から盛り上げようという想いで始まりました。「本屋大賞」、「翻訳小説部門」、「発掘部門」の3つの部門があります。
2024年の大賞は2024年4月10日に発表されました。

本屋大賞クイズ

まずはクイズを5問出題します。何問正解できるか挑戦してみてね!

第1問

こちらの問題は大賞ではなくノミネート作品について出題しています。

2023年の本屋大賞ノミネート作品で、競技クイズを題材にした小川哲による小説のタイトルは何?

『君のクイズ』は2023年の本屋大賞6位に選ばれています。

本の帯には、伊坂幸太郎さんや有名プロデューサーの佐久間宣行さん、元QuizKnockで現在もクイズの分野で活躍する山上大喜さんらが応援コメントを寄せていました。

また『このミステリーがすごい!2024年版』(宝島社)国内編では第7位に選ばれており、著者の小川哲さんとQuizKnockの河村拓哉さんの特別対談が掲載されています。

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第2問

2024年までの本屋大賞で、1位を複数回受賞している2名とは、恩田 陸と誰?

  • 三浦しをん
  • 凪良ゆう
  • 辻村深月

正解!

不正解…

A. 凪良ゆう

恩田 陸さんは『夜のピクニック』(2005年)と『蜜蜂と遠雷』(2017年)の2回、凪良ゆうさんは『流浪の月』(2020年)と『汝、星のごとく』(2023年)の2回、本屋大賞に選ばれています。

2004年現在、三浦しをんさんは5回、辻村深月さんは4回ノミネートされており、それぞれ1回ずつ大賞を受賞しています。

もう一度解く

第3問

第1回本屋大賞受賞作でもある、後遺症により記憶が80分しかもたなくなった天才数学博士と、家政婦とその息子の日々を描いた小説のタイトルは何?

正解は『博士の愛した数式』です。

『博士の愛した数式』は小川洋子さんによる小説で、2004年に始まった本屋大賞の、第1回大賞受賞作です。

2005年12月に文庫化、2006年1月に映画化されており、第30回日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を博士役の寺尾聰さんが受賞されています。

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第4問

単行本デビュー作にして第21回本屋大賞を受賞した他、新潮社「オーディオブック大賞2024 聴き放題部門 大賞」を受賞したことで異例の16冠を達成した宮島未奈の小説のタイトルは何?

  • 成瀬は天下を取りにいく
  • 52ヘルツのクジラたち
  • 同志少女よ、敵を撃て

正解!

不正解…

A. 成瀬は天下を取りにいく

『成瀬は天下を取りにいく』は滋賀を舞台にした、笑える青春小説です。主人公の「成瀬あかり」は、全力で我道を突き進むタイプの女子中学生。
2024年1月にはシリーズ2作目である『成瀬は信じた道をいく』も発売されています。

『52ヘルツのクジラたち』は第18回(2021年)の、『同志少女よ、敵を撃て』は第19回(2022年)の本屋大賞受賞作です。

もう一度解く

第5問

2024年現在、本屋大賞ノミネート回数が歴代最多となっており、2008年には『ゴールデンスランバー』が同大賞を受賞した作家は誰?

正解は「伊坂幸太郎」さんです。

伊坂幸太郎さんはこれまで、第1回では『アヒルと鴨のコインロッカー』が3位、『重力ピエロ』が5位、第2回では『チルドレン』が5位、第3回では『死神の精度』が3位、『魔王』が11位、第4回では『終末のフール』が4位になるなど、脅威の頻度で本屋大賞にノミネートされています。
そして第5回である2008年に、『ゴールデンスランバー』が本屋大賞1位に選ばれました。
その後も第6回10位である『モダンタイムス』まで、なんと6回連続でノミネートされています。

これまでに本屋大賞にノミネートされた伊坂幸太郎さん作品を表にまとめました。私はモダンタイムスまで全て読んでいますが、この中では『チルドレン』と『ゴールデンスランバー』が特におすすめですね。あとこの中には無いですが、『砂漠』と『陽気なギャングが地球を回す』もかなりおすすめなので、時間があったら読んでみてほしいです。

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順位タイトル
20043アヒルと鴨のコインロッカー
5重力ピエロ
20055チルドレン
20063死神の精度
11魔王
20074終末のフール
20081ゴールデンスランバー
200910モダンタイムス
20158キャプテンサンダーボルト(阿部和重 共著)
9アイネクライネナハトムジーク
20185AX アックス
201910フーガはユーガ
20214逆ソクラテス
伊坂幸太郎さん本屋大賞歴代ノミネート作品

歴代受賞作まとめ

歴代の本屋大賞受賞作を表にまとめました。

タイトル著者
12004博士の愛した数式小川 洋子
22005夜のピクニック恩田 陸
32006東京タワー オカンとボクと、 時々、オトンリリー・フランキー
42007一瞬の風になれ佐藤 多佳子
52008ゴールデンスランバー伊坂幸太郎
62009告白湊かなえ
72010天地明察冲方丁
82011謎解きはディナーのあとで東川篤哉
92012舟を編む三浦しをん
102013海賊とよばれた男百田尚樹
112014村上海賊の娘和田竜
122015鹿の王上橋菜穂子
132016羊と鋼の森宮下奈都
142017蜜蜂と遠雷恩田陸
152018かがみの孤城辻村深月
162019そして、バトンは渡された瀬尾まいこ
172020流浪の月凪良ゆう
18202152ヘルツのクジラたち町田 そのこ
192022同志少女よ、敵を撃て逢坂冬馬
202023汝、星のごとく凪良ゆう
212024成瀬は天下を取りにいく宮島未奈
本屋大賞 歴代の大賞受賞作

最後に

本屋大賞受賞作に関するクイズと、歴代受賞作まとめは以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事の他にもクイズや雑学をたくさん用意していますので、ぜひ挑戦してみてください。定期的に新しい記事も更新していますので、また来てもらえると嬉しいです。

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