文学に関する写真クイズです。写真をヒントに、問題文に答えてね。
近代文学編
まずは近代文学編です。
石川啄木の歌碑
石川啄木の「ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」の歌碑のある、東京都内の駅はどこ?
正解は「上野駅」。
上野駅15番線の線路が行き止まりになっているところに歌碑が建てられています。
上野駅は東北方面からの夜行列車が停まる駅で、「東北の玄関口」と言われ続けていました。岩手県出身の石川啄木は東北訛りを懐かしく感じ、その思いを歌にしました。
金色夜叉の舞台
尾崎紅葉の小説『金色夜叉』の舞台となっていて、「貫一お宮の像」も建てられている市町村はどこ?
静岡県熱海市
尾崎紅葉は学生時代に熱海の地を訪れたことがあるそうです。
金色夜叉は読売新聞に1897年から連載されていた小説です。作品を執筆中に作者が病気になり亡くなったため、未完成となっています。
現代文学編
お次は現代文学編。人気作家ゆかりの地を紹介します。
村上春樹ゆかりの地
村上春樹の紀行『辺境・近境』の『神戸まで歩く』で出発地点となっている市町村はどこ?
兵庫県西宮市
村上春樹は京都市伏見区で生まれ、兵庫県の西宮市や芦屋市で育っています。
『神戸まで歩く』は1997年5月(震災から2年後)に西宮市から神戸の三宮まで歩いた際の紀行です。
阪神西宮駅から三宮駅までは真っ直ぐ歩いても14km以上あります。
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伊坂幸太郎ゆかりの地
伊坂幸太郎が在住しており、多くの作品の舞台となっている市町村はどこ?
宮城県仙台市
伊坂幸太郎さんは東北大法学部卒で、仙台市在住(2024.8現在)です。
『チルドレン』、『アヒルと鴨のコインロッカー』、『ゴールデンスランバー』など多くの作品が仙台を舞台にして書かれています。
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まとめ
文学作品ゆかりの地を写真クイズにして紹介しました。知っている場所が作品に出てくると嬉しくなりますし、読んだ後で聖地巡礼をするのも楽しいですよね。