【共通部首クイズ】「羽」、「斤」、「方」、「大」、「非」に共通してつく部首は?

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列挙されている漢字に共通してつく部首は何?漢字が成立するような共通する部首を見つけましょう。

出来上がる漢字は全て常用漢字です。
部首は辞書により異なりますが、今回は漢字ペディアに準拠しています。

問題

イラストに表示されている複数の漢字に共通してつくことができる部首は何?

「へん」になったり「つくり」になったりと、違う場所につくことがあります。
例えば「覧」と「観」の部首「見」は違う場所についていますが、この記事では同じ部首として扱っています。

「羽」、「斤」、「方」、「大」、「非」の5つの漢字に共通してつく部首は何?

答えと解説

共通してつく部首は何?

正解は「戸」です。

部首の名前は「と」と「とだれ」になります。

「戸」を付けると「扇」、「所」、「房」、「戻」、「扉」の5つの漢字ができあがります。

次の5つの漢字が出来上がります。

扇……「セン」、「おうぎ」、「あお・ぐ」、「おだ・てる」と読む漢字です。

所……「ショ」、「ソ」、「ところ」と読む漢字です。

房……「ボウ」、「ホウ」、「ふさ」、「へや」、「いえ」と読む漢字です。

戻……「レイ」、「もど・す」、「もど・る」、「もと・る」、「いた・る」と読む漢字です。

扉……「ヒ」、「とびら」と読む漢字です。

斤という漢字について

「斤」は「キン」や「おの」と読みます。

尺貫法での単位

「斤」は重さの単位としても使われます。昔の日本で使われていた尺貫法という単位系の単位の1つですね。1斤が何gに相当するかは国や時代によって違っていて、日本では約600gに相当します。

食パンの単位

斤という単位を食パンに使う場合、1斤は600gではありません。

日本で食パンが作られるようになった頃、食パン1個の重さは約1ポンドでした。しかし日本人にはポンドという単位は馴染みがないため、「英斤」という独自の単位が作られ、後に「1斤」へと変化しました。

食パンは同じ型を使っていても生地の材料や焼き方によって重量が変化します。それなのに斤という重さの単位を使うのは紛らわしいですね。実際、食パン1斤は600gだと勘違いする例も多かったそうです。

そこで2012年に食パンに関する決め事である「包装食パンの表示に関する公正競争規約」が作られ、食パン1斤の重量は340g以上とすると定められました。510g以上の場合は1.5斤と表示することができます。

まとめ

共通部首クイズは以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

この他にも漢字を使ったパズルをたくさん掲載していますので、ぜひ遊んでみてくださいね!