理系常識クイズ【1】地球の表面積のうち、海が占める割合は?

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一般常識クイズの連載とは別に、理系ジャンルに絞った常識クイズを連載していきたいと思います。

1問1問は義務教育で習うような簡単な問題ですが、全問正解は難しいかも?日常でも使える知識もあるのでおさらいしていきましょう。

第1問

地球の表面積のうち、海が占める割合は?

  • 4割
  • 5割
  • 6割
  • 7割

正解!

不正解…

地球の表面の約7割は海が占めており、陸地の約2.5倍の面積があります。

一番広い海は太平洋で、2番目は大西洋、3番目がインド洋です。

海のうち一番深いのはフィリピン沖にあるマリアナ海溝のチャレンジャー海淵カイエンで、10,920mの深さがあります。世界最高峰であるエベレストの高さが約8,849 mですから、その深さには驚きますね。

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第2問

雷が光ってから音が聞こえるまでに10秒かかった。雷の落下地点までの距離はおよそ何km?

  • 1.4km
  • 3.4km
  • 5.4km
  • 7.4km

正解!

不正解…

雷の音が遅れて聞こえるのは、光と音が進む速さの差が影響しています。

光は1秒間に約30万km進みますが、音は1秒間に約340mしか進みません。30万kmといえば地球7周半に相当するほどの距離です。雷の音が聞こえるくらいの距離であれば、光が届くまでにかかった時間は考慮する必要がないほど一瞬です。

つまり雷が落ちた地点までのおおよその距離を知りたい場合は、雷が光ってから音が聞こえるまでにかかった秒数×音が1秒間に進む距離(340m)を求めれば良いことになります。

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第3問

気体を冷却していくときに凝結が起こる温度のことを何と言う?

  • 凝固点
  • 露点
  • 融点

正解!

不正解…

凝結とは気体が液体に変化することを指しています。例えば寒い日に窓に結露ができたり、冷たい飲み物を入れたグラスの周りが濡れたりする現象のことです。
露点とはそのような「結露が起きる温度」のことで、「露点温度」と呼ぶこともあります。
同じ物質であっても湿度によって露点は変化します。

他の選択肢の「凝固点」は、液体が固体に変化する温度のことです。例えば水の凝固点は1気圧のもとでは0℃です。

融点とは固体が液体に変化する「融解」が起こる温度のことです。

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第4問

元素周期表で最も軽い元素は何?

  • 水素
  • ヘリウム
  • リチウム

正解!

不正解…

水素は無色・無臭の気体で、元素周期表の中で最も軽い元素として知られています。

ヘリウムも水素に次いで軽い気体で、風船を浮かせるのに使われます。なぜ風船には水素ではなくヘリウムが使われるのかと言うと、水素は引火しやすく、火が付くと爆発するという性質があるからです。現在日本では風船に水素ガスを使うことは禁止されています。

リチウムはすべての金属の中で最も軽い元素で、水に浮くほどです。

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第5問

人体で最も大きな臓器は何?

  • 肝臓
  • 皮膚

正解!

不正解…

「臓器」と言われたら「内臓」を想像するかもしれませんが、臓器とは人の身体で特定の役割を持っているひとかたまりのことを指し、内臓は臓器のうち体の中にあるものの総称です。

体の中にある臓器で重たいのは脳(1,200~1,500g)や肝臓(1,000~1,500g)ですが、それよりも大きいのが皮膚です。

皮膚の厚さは部位によって異なりますが、平均すると約2mm程度です。薄いながらも広げるとかなりの広さになり、畳1枚分ほどあるそうです。
皮膚の重さは体重の8%~16%に及びます。

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まとめ

理系の一般常識クイズを5問出題しました。最後まで読んでいただきありがとうございました。

これから不定期で連載していきますので、次回もお楽しみに!