声に出して読みたい「日本史用語」かっこいいランキング

日本史の用語って語感が良かったり無駄に長かったり、なんだかかっこいいものが多いですよね。暗記は苦手でもかっこいい用語はすぐに覚えてしまったりします。

そこで今回は声に出して読みたくなるほどかっこいい日本史用語を紹介していきます。

個人的声に出したいランキング

まずは私が個人的に「声に出して読みたい日本史用語だ!」と思うランキングを紹介します。

No.1「三徳山三佛寺投入堂」

三徳山三佛寺投入堂

私が個人的に一番好きなのが、「三徳山三佛寺投入堂(みとくさんさんぶつじなげいれどう)」です!こちらは語感も良いのですが、ネーミングセンスが抜群だと思います!

絶壁の窪みに建てられているのですが、「仏堂を法力で山に投げ入れた」という言い伝えが名前の由来になっていて、実際の建築方法は現在でも謎なのだそう。

No.2「東海道中膝栗毛」「十返舎一九」

「東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)」は1802年に出版された滑稽本(こっけいぼん、町人の日常生活におけるおかしさを書いたもの)で、著者の「十返舎一九(じっぺんしゃいっく)」と共に声に出して読みたくなる日本史用語ですね。

ちなみに栗毛とは栗色の毛の馬のこと。膝栗毛とは自分の膝を馬に見立てることで、馬の代わりに徒歩で旅行することを指しています。

No.3「平等院鳳凰堂」

平等院鳳凰堂

「ほうおうどう」と韻を踏む感じが好きです。

平等院鳳凰堂(びょうどういんほうおうどう)は1052年に宇治関白藤原頼通が、父道長の別荘を寺院に改めたものです。10円玉の表に描かれている建物として有名ですね。

いま放送中の大河ドラマ「光る君へ」では渡邊圭祐さんが藤原頼通役を演じられると発表されましたね。

みんなのランキング

次は多くの人が「声に出して読みたい」と感じている日本史用語を紹介します。

殿堂入り?!「墾田永年私財法」

声に出して読みたい日本史用語といえばやっぱり「墾田永年私財法(こんでんえいねんしざいほう)」ですね。

新規で開拓した土地は永久に所有を許可するという法令です。

読み方は「こんでんえいねんしざいほう」なのですが、時代によるのか教科書によるのか先生によるのか、私は「こんでんえいねんしざいのほう」と習いました。

「六波羅探題」と「御成敗式目」

六波羅探題

六波羅探題(ろくはらたんだい)は鎌倉幕府の職名の一つです。

承久の乱に勝利した幕府は、このような事態が再び起こることを警戒して、西国を監視するために六波羅探題を設置しました。

その後、北条泰時が制定した「御成敗式目(ごせいばいしきもく)」も一緒に覚えたいかっこいい用語ですね。

「禁中並公家諸法度」

禁中並公家諸法度(きんちゅうならびにくげしょはっと)は江戸幕府が天皇や公家を統制するために制定した法令です。1615年、豊臣氏が滅びた直後に出されていて、17カ条から成ります。

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「武家諸法度」と「参勤交代」

武家諸法度(ぶけしょはっと)は江戸幕府が大名に対して出した法律で、新しい城を建てることなどを禁止しています。

また参勤交代(さんきんこうたい)を義務化することで江戸と領地を往復させ、大名にたくさんお金を使わせていました。

武家諸法度は大名に対して、禁中並公家諸法度は天皇や公家に対して出された法令で、混乱しないようにセットで覚えておきたいですね。

まとめ

声に出して読みたくなるようなかっこいい日本史用語を紹介しました。用語だけは記憶にあるけど何のことだったっけ?とならないよう、この機会に覚えてみては?

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