口が奢るや空目を使うなど身体の一部を表す漢字が入る慣用句クイズ
慣用句の中で、身体の一部を表す言葉が入っているものが結構あります。一部を紹介しますが、皆さんはいくつ知っているでしょうか?
【初級】身体の一部を使った慣用句
まずは腕試し!知っておきたい慣用句を紹介します。
猫の額
猫の額とは、場所が狭いことを表すときに使う慣用句です。
例文:猫の額ほどの庭
頭打ち
頭打ちとは、上昇の限界を迎えて、それ以上は上がらなくなることを表した言葉です。
例文:株式の相場が頭打ちになる。
歯に衣着せぬ
歯に衣着せぬとは、思った通りのことをズケズケと言うことを意味する慣用句です。
例文:彼の歯に衣着せぬ物言い
反対の意味の言葉として「奥歯にものが挟まる」があります。こちらははっきりとしたものの言い方をせず、何か隠しているような状態を指します。
腕が鳴る
腕が鳴るは自分の能力を発揮したくてウズウズするような状態を指す慣用句です。
腕という単語は技術や能力に例えて使われることが多いです。例えば「腕が上がる」、「腕に覚えがある」、「腕に縒(よ)りをかける」等です。
【中級】身体の一部を使った慣用句
ちょっと難しくなりますが、覚えておきたい慣用句です。
眉唾物
眉唾物とは、「真偽の確かでないもの。信用できないもの。」という意味の慣用句です。
例文:その情報は眉唾物だ。
小鼻をうごめかす
小鼻をうごめかすとは、得意そうな表情をするという意味の慣用句です。
似たような表現に「小鼻を膨らます」がありますが、こちらは不満そうな顔をするという意味です。
顎を出す
顎を出すとは、非常に疲れていることを指す慣用句です。疲れ切っていて足が前に出ず、顎ばかりが出てしまうような状態を例えています。
首を挿げ替える
首を挿げ替えるとは、重要な役職についている人を降ろして別の人を当てることを指します。
首という単語を使っている人事関係の言葉としては他に「首が飛ぶ」、「首を切る」などがあります。
【上級】身体の一部を使った慣用句
あまり日常では使わないかも?!
空目を使う
空目を使うとは、「どこを見ているのかわからないような、うつろな目つきをすること。もしくは上目使いをすること」というような意味の慣用句です。
ネットスラングで文字や文章を読み間違えてしまうことを「空目した」と表現することがあります。
口が奢る
口が奢るとは、美味しいものを食べ慣れて贅沢になることを意味する慣用句です。
最後にクイズ!
まとめ
身体の一部を使った慣用句を一部紹介しました。知っているものはいくつありましたか?
類義語や対義語はまとめて覚えると知識の幅が広がります。
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