おせち料理の意味に関するクイズ!この食材は何を祈願している?


おせち料理で食べているそれぞれの食材や料理には、長寿や豊作など様々な願いが込められています。クイズでおさらいして、来年おせちを食べるときに思い出していただければと思います。
第1問
地中に深く根を張ることから、家や家族がその地に根付いて安定するという願いを込めて、おせち料理によく使われる野菜は次のうちどれ?
- コンニャク
- レンコン
- ゴボウ
正解!
不正解…
A. ゴボウ
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第2問

おせちの伊達巻には一般にどんな願いが込められている?
- 健康祈願
- 学問成就
- 金運上昇
正解!
不正解…
A. 学問成就
伊達巻は書物に似た見た目をしていることから、学問成就・文化繁栄などの願いが込められています。
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第3問
その丸く曲がった姿から、腰が曲がるまで長生きする姿を連想して食べられている、おせち料理の定番食材は次のうちどれ?
- エビ
- タコ
- タケノコ
正解!
不正解…
A. エビ
エビは長いヒゲや曲がった姿が老人のように見えることから、長寿の意味が込められています。
タケノコは成長が非常に早く、天に向かってまっすぐ伸びることから、子どもの成長祈願や出世への願いが込められています。
タコは茹でると鮮やかな紅白になることや、「多幸」の漢字を当てることができること、墨を吐いて敵から逃げる習性が「苦難を煙に巻く」様子を連想することなどから縁起物だとされています。
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第4問

豊作を願って田作りが食べられるようになった理由は、その材料が元々ある用途で利用されていたことに由来します。その用途とは何?
- 家畜の餌
- 肥料
- お供え物
正解!
不正解…
A. 肥料
五穀豊穣を願って田作りが食べられるようになったのは、乾燥させたイワシを田の肥料として撒いていたことに由来します。
イワシを使った肥料は高価でしたが、その肥料を撒いた田は大変豊作になりました。それ以来、イワシの稚魚を炒って甘辛いタレに絡めたものを田作りと呼ぶようになりました。
田作りはたくさんの幼魚を使って作ることから、子孫繁栄の意味も込められています。
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第5問
一般に、金運や勝負運を高める縁起物としておせちに入れられているのは次のうちどれ?
- 金柑
- 栗きんとん
- 数の子
正解!
不正解…
A. 栗きんとん
選択肢のうち金柑と栗きんとんには金運アップの意味が込められており、さらに栗きんとんには勝負運アップの願いも込められています。
金運が上がると言われるようになったのは、どちらも黄金色の見た目であることや、金柑は「金冠」という字を当てることができるなどの理由があります。
きんとんは漢字では「金団」と書き、金の団子や金の布団という意味があります。
栗きんとんに勝負運アップの意味が込められている理由は、栗は昔から「勝ち栗」と言われるように、勝気を高める縁起物として扱われていたためです。
数の子はたくさんの卵があつまっていることから子孫繁栄の意味があります。
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まとめ
おせちで食べられる食材や料理の意味に関するクイズは以上です。知らないものはありましたか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。この他にもクイズや雑学をたくさん用意していますので、ぜひ読んでみてください。
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地中に深く根付くことからおせち料理によく使われる野菜は、ゴボウ・ニンジン・ダイコンなどがあります。ニンジンやダイコンは紅白なますなどに、ゴボウはたたきゴボウや筑前煮などに調理されます。
筑前煮は色々な食材を一緒に煮ることから、家族が一緒に仲良く過ごせるようにという願いも込められており、縁起の良い食材を選んで作られます。
レンコンは穴が空いているので、見通しの良い1年を送ることができるようにという願いが込められています。
コンニャクは手綱こんにゃくとしておせち料理に使われます。手綱を締めて戦に備える、または縁結びや家庭円満を願って食されます。