【Dr.STONE】漫画ドクターストーンに登場した科学知識クイズ#2
漫画ドクターストーンに登場した科学知識を元にしたクイズ「第2弾」です。
科学知識があれば本作を呼んでいなくても解ける問題がほとんどですが、ネタバレになってしまうため、ぜひ先に漫画を読んでいただくことをおすすめします。
ドクターストーンは漫画でありながら、科学の勉強もできる人気漫画です。科学知識は専門家が監修しており、漫画の中に出てくる「パクチーで作るコーラ」や「猫じゃらしのラーメン」を真似するというブームも起きました。
第1問
木の下敷きになったコハクを助けるために千空が利用した滑車装置を発明したのは誰?
- アルキメデス
- ニュートン
- アインシュタイン
正解!
不正解…
A. アルキメデス
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第2問
通称「賢者の石」を熱すると採れる物質は次のうちどれ?
- 水銀
- 白金
- 亜鉛
正解!
不正解…
A. 水銀
作中では「辰砂」を通称賢者の石として紹介していました。
水銀に砂金を溶かして「黄金の槍」も作っていましたね。
もう一度解く
第3問
クロムが集めた石コレクションの中で、「ヤベー硬さ」と形容されていた石は次のうちどれ?
- コランダム
- 蛍石
- 方解石
正解!
不正解…
A. コランダム
コランダムはモース硬度9の標準鉱物です。モース硬度とは、鉱物の硬さを評価するための指標の1つです。
コランダムのうち赤いものはルビーと呼ばれ、それ以外のコランダムはサファイアと呼ばれます。
方解石はモース硬度3、蛍石はモース硬度4の標準鉱物となっており、硬貨やナイフで傷がつく程度の硬さです。
方解石も蛍石もドクターストーンではとても重要な役割を持っていますが、活躍するのはもう少し後になります。
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第4問
クロムが静電気を発生させるために利用していた物質はどれ?
- ケイ素
- リン
- 硫黄
正解!
不正解…
A. 硫黄
硫黄玉による静電気発生機は、本来17世紀の発明だと千空が紹介していました。
硫黄を土器につめて火で溶かし、固まったら土器を割ることで作成できます。
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第5問
千空が北の方角を間違えたのは、北極星がどうなったから?
- 交代した
- 消えた
- 動いた
正解!
不正解…
A. 交代した
北極星というのは、地球の自転軸(地軸)を北の方角に天球まで伸ばした点(天の北極)から一番近くにある恒星のことです。
地軸は約2万6000年周期で小さな円を描くように動いているため(歳差運動と呼ぶ)、現在北極星と呼ばれている星はいずれ北極星ではなくなり、別の星が北極星と呼ばれるようになります。
北極星というのは特定の星の名前ではなく、交代制の役名みたいなものなんですね。
現在北極星と呼ばれているのは、こぐま座のアルファ星である「ポラリス」です。次に北極星が交代するのは約2,000年後、「エライ」になると言われています。
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まとめ
今回はドクターストーン第20話までに出てくる科学知識を元にクイズを作成しました。最後まで読んでいただきありがとうございます。
ドクターストーンのTVアニメ第4期は2025年1月に放送予定!とても楽しみですね!
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第16話で、滑車の発明は紀元前数百年、アルキメデスによるものと説明されています。
体重60kg強の千空が約1tの木を傾けるため、3つの滑車を使っていました。傾けるだけなので約半分の500kgと仮定、体重60kg強×2の3乗でギリギリ足りるという計算が作中でされています。
ニュートンは17世紀頃、アインシュタインは20世紀頃に活躍した物理学者です。
アインシュタインは『ドクターストーン』では何度か登場する重要な物理学者です。千空が服に記していた「E=mc²」という式はアインシュタインが導き出したものですし、石化後初の写真に写る際に千空がとったポーズもアインシュタインのものでした。